不動産仲介業者を使う時のTIPS

どうも、お久しぶりです。
修士論文も終わり、卒業が確定しました。

社会人になるにあたって一人暮らしを始めるのですが、そのための物件を最近探していました。
今回は、その物件探しにまつわる話。

ちなみに、E駅徒歩5分の所に物件を決めたので、近くにお立ち寄りの際はぜひ連絡ください。
引っ越しは3月中旬予定なんで、その後ならいつでも。

前のエントリでも書いたのですが、俺は不動産仲介業者に基本的にいい印象を持ってません。

典型的な、情報の非対称性を元に稼いでいる業種ですよね。
こういう業種はインターネットの登場によってさっさと消え去るべきだと思います。

俺は、HOMESで物件を探して⇒不動産仲介業者（ミニミニ、アパマンとか）にコンタクト取って実際に物件見る⇒契約
という流れで物件を決めたのですが、みんな大体似たようなプロセスを経ると思います。

不動産仲介業者には、大きな特徴があります。
それは、大体の物件情報はどの仲介業者も同じ情報端末を通じて知っている情報だという事です。
例外もあるので、それは気を付ける必要あり。

つまり、基本的にはどこの不動産仲介業者を使っても、俺ら家を借りたい人たちが受ける事のできるサービスにはなんら違いがないってことです。

その証拠に、物件に関する問い合わせをHOMESとか独立系の不動産紹介ウェブサイトを通じてすると各不動産仲介業者が我先にと急いで電話をかけてきます。

「はじめまして、○○不動産の者ですが、お問い合わせ頂きありがとうございます！」

そして、決まって最後にこう言い残します。

「他社さんで見つけた気に入った物件でも、弊社にお持ちいただければ弊社の方で紹介させて頂きますので！」

つまり、彼らは自分達が競合他社（他の不動産仲介業者）と違ったサービスを提供できないために、さっさと電話する事が俺と言う消費者をつかむ唯一の方法だという事を知っているわけです。
そういう意味では賢い。

でも同時に自分らに存在価値がないという事を自白しているわけです。

かわいそうな僕たちは、一般的に、彼らに家賃の一ヶ月分の手数料を払う事になっています。
月１０万の家を借りるのであれば、１０万払わなくてはならないんです。
あいつらのどこにも１０万の付加価値は見受けられません。

僕らの提示した条件に合った物件を探してくれる？
・使ってるPC貸してくれれば自分で探すから不要です。

物件の内見に付き合って「この物件は南向きで非常におすすめで〜」的な無駄な意見を聞かせてくれる？
・場所教えてくれれば勝手に行くし、南向きとか物件情報見ればわかるから不要です。

最近では、MニミニとかAパマンのように0.5か月分の手数料で物件を紹介してくれる仲介業者もあります。

そこで、これから物件を探す皆さんにオススメな方法は

まず、大量の不動産仲介業者に自分の探している物件の情報を登録
↓
そいつらから連絡来る
↓
物件探しているんですよ、情報あったら教えてほしいです〜といってこいつはいい客になりそうだと思わせる
↓
物件情報はもらえるだけもらって、気に入った物件があればMニミニかAパマンに行って契約

無駄に１ヶ月分も仲介手数料払わないで済むと思います。
本当は0.5ヶ月分でも高いと思うけど、現状では仕方がない。

でもそのうち0.3ヶ月分とか始める業者が出てきて、どんどん仲介手数料は下がって適正な価格に落ち着くと思います、と言うか落ち着くべき。
誰か早くやってください。

例外的に全ての不動産仲介業者が知っているわけではない不動産情報もあって、これこそが俺は不動産仲介業者の付加価値だと思います。
彼らの共有している情報端末に公開されていない物件情報があって、それは彼ら仲介業者が個人的に付き合いのある家主さんなどから聞いている今度この物件の人が出て行っちゃうんだよね〜的な情報なわけです。
掘り出し物件とか言われるものはそういう場所から出てくるんだと思います。
まあ彼らも家主が自分で情報インフラに物件情報入力できるようになったら不要ですが。

要するに不動産なんて情報（住所、家賃、間取りとか）さえ与えられればある程度の評価はできるっていう意味では債券や株とほとんど変わらないんだから、株みたいに取引所を作ってくださいという話。

きっと、クズ物件の家主さんとかはそんな事されたら自分の物件借りてくれる客が激減しちゃうから抵抗するだろうけど。

全ての情報が全ての国民から平等にアクセスされるようになるべきだし、そうならない間は絶対どこかに非効率があって損をする消費者がいるはず。

・余計な従業員を置かないで、店頭に情報端末だけを配置。
・家を探したい人は勝手に端末で物件を探して、自分で管理会社と交渉し、自分で契約
・そもそも店を構える必要さえない気もする。
・手数料は激安（0.1か月分）
みたいなタイプの不動産仲介業者出てきてもらえないですかね。
出てきてくれたら僕は絶対使います。

俺は結局、地元の不動産仲介業者に一か月分の手数料を払って、情報が公開されていないタイプの物件に決めました。
情報を公開させて、Aパマン経由で契約して半月分の手数料にしようかと思ったけど、良心が痛んでしまったのでやめました。

彼ら役目を終えた産業が今でも儲かってるのは、きっと可哀そうな騙される客が今でも存在するからなんだと思う。
前のエントリにも書いたけど、地方から出てくる一人暮らしの人たちとか。
親っぽい人が子供にもうこの物件でいいじゃないって言ってるのを俺は店頭で何度も見た。

そういう可哀そうな客を減らすためにも、消費者がもっともっと賢くならないといけない。
共感してもらえる方はこのエントリをはてブにでも挙げといてください笑

法律的な事については、何も調べてないので、それは法的にだめなんだよという突っ込み歓迎です。